映画界の底辺で生きる映画監督 矢城潤一の「ねこのひげ」公開限定自虐ブログ……だったけど、時たま更新してます。そうしている間に第二弾『ばななとグローブとジンベエザメ』作ったよ。


by filmgecko
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「盲点」に目が点

官僚の無謬性(※「官僚は絶対に間違えを起こさない」という前提)の最たる物ですね。
牛の餌ってそんな多種多様なのでしょうかね。
魚食ったり、虫食ったり、蛙食ったり、人間が想像しない物食べるんでしょうか?
問題になっているのは、セシュウム汚染された稲藁ですが、
「イヤーッ、牛さんが稲藁食べるとは盲点でしたわ、ハハハ」
って、笑えませんから、首都圏までその肉来てるわけでしょ、いくら金欠でも牛肉くらいは食べますよ、うちも。
頼むから、ちゃんとしよう。
この消極的なお願い、何度目だろう…。
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by filmgecko | 2011-07-15 12:32

判官贔屓体質

訳あって来月引っ越すことになり、昨日引越業者さんに見積もりを取ってもらいました。
既に大手2社、地元1社に絞った上での立ち会い見積もり。
3社とも提示された金額はそう変わらず、大手か地元か、かなり迷いました。
やはり大手の安心感は捨てがたいしね。
しかし最終的には地元の運送屋さんに決めた。
なんかやっぱり小さい所を応援したいって言うのがあるんだよね。
自分自身も同じような立場だから。

それにしても今日の営業マンは三者三様で面白かった。
ちょっと小太りでコミカルトークのてきぱき営業マン。
現場上がりで男前のまだ慣れていない一生懸命営業マン。
ベテランで業界の全てを知っている職人風営業マン。
映画だったら完璧なキャスティングでした。

しかし三人とも言った言葉が、「物が多いですね」
一人は、「段ボール160箱になる」とか言うから、思わず「160箱!」と叫んだよ。
他2社は「100は行きますね」
それでも100かよ…。ああ、梱包作業…思いやられる…。  
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by filmgecko | 2011-07-14 01:18

火傷と結婚指輪

数日前に火傷をしまして、皮がベロンとむけまして、サランラップを巻き付け自分で治療してたのですが、
早く治したいと思ったので、医者に行こうとしたのですが、
出かける直前に、「念のために治療法を確認しておこう」とネットで調べましたら、
なんと、まだ消毒&ガーゼが火傷の治療法としてまかり通っているようではありませんか!
今や軽度の火傷の治療は『湿潤療法』と言って、傷から出る体液を乾かさない治療の方が治りが早いと言うことは周知の事実で、そのための絆創膏まで市販されているというのに、病院では昔ながらの治療法のままって…。
よく調べると『湿潤療法』を行っている病院はあるにはあるのだけれど、なんと神奈川には9病院しかない。
確かに『湿潤療法』は治療しない治療法なので、治療を前提とした病院との相性は悪いかもしれないけど、でも納得できないよね…。
結局、薬局で大きめの絆創膏を買って、順調に治療中。

火傷と言えば、助監督時代にジェネ車の廃熱パイプを思い切り掴んで、掌を大火傷したことがあった。
すぐに病院に連れて行ってもらったんだけど、手がパンパンに腫れて、当時していた結婚指輪を医者が切ると言うのを、まだ結婚数年だった私は「絶対にダメ」と拒み、皮を剥がしながら痛みを堪え、無理矢理引き抜いたことを思い出した。
そう私は愛に生きる男なのだ。

終わり
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by filmgecko | 2011-07-09 22:17

決起する会

昨日『ばなな』の第一回決起集会なる物が催された。
前作『ねこのひげ』に出ていただいたキャストの多くが今回も参加して下さるので、気持ち的には楽だと思っていたが、そんなことはなかった。
イヤ、そういう関係性みたいなとこは楽な部分はありますが、
逆に、裏切れないという新たなプレッシャーに急に襲われたんですわ。

思い返してみると、前作はゼロから始まっていたので、この難しい本をどうするのか…創作部分のプレッシャーだけだった。
今回は物語がちゃんとあるので、ある意味余裕があるのだけれど、やっぱなにか自分を追い込まないとダメなのかな?とか悩んでみようと思います。

それにしても積み重ねていくことの大変さを実感しました。
まあ一杯飲んで、そのプレッシャーもどこかに行ってしまったんだけど…。
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by filmgecko | 2011-07-07 21:59

才能の覚醒

日ハムの中田翔の話。
日ハムファンではないので、特別注目していたわけではないけど、「平成の怪物」と呼ばれ、高卒でプロ入りしてから3年間、一軍では大した成績を残せていない事くらいは知っていた。
そんな中田翔が、今年は壁をぶち破り覚醒。現在打点王らしい。
内角に弱点があり、そこを執拗に攻められて結果が出ていなかったが、今年は見事に克服した。素晴らしい!
年々コツコツと上がっていく選手はいるけど、地獄(2軍)から天国(1軍4番)まで一気というのは、あまり記憶にない。やはりなにか持っているんだろうね。
しかし、監督とか脚本とか一気にレベルが上がるってあるのだろうか?
「おお、壁を越えたぜ!」的な。
若い役者は急に芝居のレベルが上がることはあるけどね。自分でなにかを掴んだ時にね。
でも監督、脚本の場合はバジェットのレベルが一気に上がることは珠にあるだろうけど、技術レベルはそうそう上がらんよな…。
やっぱりコツコツやっていくしかないんだよな…。
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by filmgecko | 2011-07-04 21:36

テレビの観すぎ

かつては誇大妄想的な発言をすると「お前、テレビの観すぎだよ!」とか言われた。
例えば「**ちゃん、ずっと会社休んでるけど、しつこい元カレに拉致でもされたんじゃない」とか、
「隣の住人が大量の花火買って帰ってきてさ、もしかしてテロリストじゃないかと思うんだけど」とか。
ある事態が常識的な方向よりあり得ないくらい悪い状況を想像した時に、その言葉は使われた。
しかし原発事故以来、今の状況が現場の人たちの機転と知恵によって劇的に好転するのではないかと期待している自分に対し、「テレビの観すぎだ」とたしなめる事が多々ある。
現実には『地球防衛軍(ウルトラシリーズ)』も『国際救助隊(サンダーバード)』も存在せず、『アルマゲドン』や『24』のようにヒーローも出現しない。
電源車が来てもプラグが合わなかったり、ヘリから散水してもほとんど届かなかったり、バルブの「開閉」を間違えて汚水除去装置が稼働しなかったり、自分の想像を遙かに超えたへたれ振りが展開される。
しかしそれは仕方ないのかもしれない。だって現場で必死に闘っている人たちは、私と同じ生身の人間なんだもんね。人間の能力なんてそんなモンなんだよ。
俺なんかいまだに味噌汁こぼして、しかられるんだから…。
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by filmgecko | 2011-07-03 10:35

日本人の特性

震災から端を発した様々な出来事で日本人の特性が浮き彫りにされた気がする。
個として耐える力。追い込まれた時に集団として団結する力…これは世界の民族の中でも誇れる特性だと思う。
しかし、責任の曖昧さ、システムや組織の運営力、危機管理能力…これは情けないくらいダメダメだ。
それは、先の大戦でも同じだったので、日本人の特性と言っていいだろう。
思うに、個として耐える力や団結力が強いせいで、しっかりと管理されたシステムや組織がそれほど必要でなかったのだ。それ故に組織やシステムの運営力が育まれていかなかったのだ。
それは映画の現場を見ても分かる。予算や時間が無くても、スタッフの頑張りで何とか成立させてしまう。今でもプロダクションはそこにおんぶに抱っこ状態だ。
しかし今の若者たちを見ると、我々の世代より耐える力が衰えているのは明白。
もし個も組織もダメになれば、グローバル化の中で世界に伍していくの厳しくなる。
今こそ日本の知を組織論に結集する時じゃないのか。
哲学者や思想家も一度くらい国に貢献してもバチは当たらないでしょ。
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by filmgecko | 2011-07-02 10:03