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映画界の底辺で生きる映画監督 矢城潤一の「ねこのひげ」公開限定自虐ブログ……だったけど、時たま更新してます。そうしている間に第二弾『ばななとグローブとジンベエザメ』作ったよ。


by filmgecko
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ショートカット

今回、参加してくれた若いスタッフはMac使い率が高かった。
そしてみんな見事にショートカットキーを使いこなしているんだ、これが。
傍から見ていても自分と同じMacを使っているとは思えないくらい作業効率がいいし、しかもなんか格好良く見えたりもする。
私は初代iMacが初Macなのでかれこれ13年のMac歴を持つが、使うショートカットは『Command+V』のペーストくらい。カットとコピーはどっちが『C』か覚えられないので使ってない。
先日まで格闘していたFCPでの編集も全てマウスを動かしての作業。
まあ、苦でもないしそれが自分にあったスタイルなんだろうね。
基本せっかちな癖に、電車のどの車両に乗れば出口に近いかとか全然覚えららないんだから。
ブログのタイトルも『成り上がらない!』だし、近道(ショートカット)しないで、コツコツ行きますわ。
# by filmgecko | 2011-11-20 10:46

編集追い込み

当初2時間5分あった尺をおよそ1時間50分まで削った。
この尺は脚本段階で思い描いていた長さなので、ディレクターズカットとしてはほぼ終着点。
あとはラッシュを見てもらいながら、色々意見を聞き修正していく作業。
まあ反省点も多々ありますが、イメージに近い物にはなったと思う。
関係者の皆さん、もうしばらくお待ち下さい。
# by filmgecko | 2011-11-11 15:36

山路ふみ子福祉賞

毎年、映画賞の先陣を切って選出される山路ふみ子映画賞。
その中のひとつ、第28回山路ふみ子福祉賞に「ふたたび swing me again」の塩屋俊監督が選ばれました。
おめでとうございます!
前にも書きましたが、「ふたたびー」は映画化まで紆余曲折有り、企画から撮影まで4年近くかかりました。
挑戦する人が報われるのは本当に嬉しい。
ちなみに監督賞は99歳で「一枚のハガキ」を撮った新藤兼人監督でした。
まさに挑戦する人です。
私も頑張らねば。
# by filmgecko | 2011-10-29 21:23

編集2日目!

イヤーッ、思ったようにはかどりませんね。
前にも書きましたが、ツーキャメで寄り引き何度か回してるので、カット毎の繋がりが…。

前回から関わっていただいてる俳優陣から「今回はロケバスあるよ」と感動された現場でしたが、
次回は「記録さん」が必要かもしれないですね。
まあ、そうなると編集室押さえたり、そこまで通わないといけなかったり、と色々大変ではあるのですがね。

明日はワークショップのレッスンと夜はライブの予定が入っているので小休止。
未だ混沌の中にいますが、編集は積み重ねなので前進あるのみ。
関係者の皆さま、今しばらくお待ちください。
# by filmgecko | 2011-10-21 00:54

編集は神の手!

偶然性に左右される現場に比べ、編集は確信的な作業だと言える。
目の前にある映像素材をチョイスし繋ぎ合わせていく。芝居が繋がらなければ使えないし、保たなければ短くする。必要ないと思えばどんなに時間とお金をかけたシーンでもカットしてしまう。
編集の意志で脚本とまったく違う物語でさえ創り出すことが出来る。言うなれば映画の世界観を統括する神みたいなものだ。
基本、私は編集が好きで、若干多動性気味にも関わらず編集をし出すと何時間でも座って作業に没頭することもある。
今回も私が自分で編集する予定なのだが、実は一抹の不安を感じている。
今まではワンキャメ(カメラ1台)での撮影だった為、現場でカット割りして、ほぼ撮影したカットが頭に入っていたので、それを繋いでいくだけのカット編集でよかったのだが、今回の作品はツーキャメ(カメラ2台)で回していた為、全ての素材が頭の中にあるわけではなく、実際に映像を観ながらチョイスしていく作業になるのだ。
膨大な素材との格闘が予想される。
取り敢えず複雑な作業に備え、Final Cut Proの手引き書をアマゾンで購入。
まあ、最後はなんくるないさの精神で挑む!
# by filmgecko | 2011-10-16 00:18